スナップチャットとは?消えちゃう?写真/動画共有サービスをチェック!

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 みなさん「Snapchat(スナップチャット)」というアプリをご存知でしょうか?スナップチャットとは、iPhoneなどのスマホで、友達同士、親しい人たち同士で写真や動画を共有できる新しいSNSサービスのひとつです。Twitterなどオープンな共有ではなく、LINEなど「知っている人同士」の間で画像や動画をやり取りするタイプのアプリ。

 オバQ(←若い人は知らないか?^^;)をイメージさせるキャラクターもなかなかキュートですね。

 なんと言っても、このスナップチャットの一番の特徴は「メッセージを開けてから最長でも10秒以内で消滅してしまう」という事!私も使ってみてますが、操作を誤ると一瞬で画像が消えてしまいます。「あぁぁ・・今のなんだったんだろ・・・」という状態w。

 

スナップチャットの使い方はTwitterとLineを足して2で割った感じ

 使い方はインスタ(Instagram)やTwitterなどとほぼ同じ。写真や動画を撮ったら、アドレス帳から送りたい人を選んで、そのまま送信!と超カンタン。撮った写真や動画にメッセージを付ける事もできます。※ただしTwitterのDM同様、お互いにフォローしていないとメッセージは送れません。※インストールの方法はコチラ。

snapcaht_cap

※カラーがとってもキレイ。フラットデザイン&キュートなイラストがフレンドリー。SNSアプリはこういったUXがとっても大切

 Lineのようにメッセージをやり取りしている人同士にしか内容は分からないので、フェイスブックやTwitterのように「あの人にはこのメッセージ見られたくないな~」という事がありません。さらに送った画像、動画が一瞬で消えるので身内でも送るのを少し躊躇してしまうような写真でも「えーい、とりあえず送っちゃえ~」という「ノリが一段アップ」する感じで使えます。

 この「ノリのよさ」でピンとくると思いますが、このアプリがすでにメジャーになっている海外では、恋人同士が裸の写真をやり取りする「Sexingツール」(sexとSMSを意味するtextingをかけた造語)といわれていて「このサービスは、けしから~ん!」と、ちょっと問題になっていたりしてます。

 こんな感じで「snapcaht」で画像検索 してみると、海外のティーンがどんな風に使かっちゃっているのか、その雰囲気がよく伝わってきます。

 

世界で人気急上昇中!中高生の間で大人気のスナップチャット!

 この「Snapchat」日本ではまだまだですが、すでに海外ではすでに人気急上昇中!日本の中高生の間でTwiterが大人気なように、海外ティーンエイジャーの間では、この「Snapcaht」が昨年2013年あたりから急激にアクセスを伸ばしているようです。

 すでに毎日4億枚もの写真がシェアされているそう。この数字は、同じ写真共有サービスで人気の「Instagram」を上回っているとか@@。この人気に目をつけた日本のDeNAも2013年末に「5sec snaps」という似たアプリをリリースしています。

 ※「snapchat」で検索した場合の検索ボリュームの変化。対象はすべての国。

snapchat_acc_04

 

 日本でも昨年の夏ぐらいから話題になりだしているようでグラフが垂直上昇中w!2014年は、もしかするとTwitterからスナップチャットに乗り換える中高生も増えてきそうかも。友達同士はLineで、彼女彼氏の間はスナップショットで・・・(//^^//)とかかな。。。

※カタナカの「スナップチャット」で検索した場合の検索ボリュームの変化。対象はすべての国ですがカタナカで検索した場合のためほぼ国内と推定。

snapchat_acc

 

 Twitterの「○○なう」という、TLの中ではどうでもいい感じもある?ツイートも、スナップチャットなら周りの風景といっしょに動画で「○○なう」と、身内にだけ送る使い方は容易に想像できますね。

 とは言っても下記Googleの月間検索数を比べみると、現在女子中学生の間で大人気の「ツイキャス(月間検索数165,000)」や、Twitterが買収しそろそろ火がつき出した感がある「Vine(同181,000)」に比べるとまだまだ、知名度(検索数)では少ないですが、Lineでもまだ「重い」と感じている中高生の間で人気になる可能性もけっこうあるんじゃないかなと思ってます。

snapchat_acc_03

 

なぜデータが消えちゃうのに人気なの?

 スナップチャットのシンプルさはかなり徹底していてLineのような既読機能はありますが、フェイスブックの「いいね」や、Twitterのリプライ機能はありません。動画はVineと同じくショートムービーで10秒までしか撮れません。

 日本で人気の高い3大SNSと比較するとスナップチャットはこの中で一番「軽い」という事がわかります。この軽さは、なんと表現すればいいんでしょうね。フェイスブックに投稿する時に「あの人に見てほしくないな~」とか「あぁ、、いいねしとかなくちゃ(めんどい)」という、あの「あの煩わしさ」の逆の感覚といえばいいでしょうか?スナップチャットは、すべてが「自由」なのです。

 

  1. フェイスブック:実名+知り合い同士+義務感がただよう「いいね」+ログ残る
  2. Twitter:ハンドルネーム+半オープン+テキスト中心+ログ残る
  3. Line:身内+テキスト中心+ログ残る
  4. スナップチャット:身内+写真/動画中心+ログ残らない

 

 コンビニのアイスボックスで記念撮影し、痛い思いをしたバカッターのみなさんもコレなら飛びつくこと間違い無し。。。orz

 わずらわさいっさい無し。ブンっと送りつけるだけ!たとえ一方的に送りつけられたとしても「最長10秒で消えてしまう」ので、仮に不快なものを送りつけられたとしても、画像が確実に残ってしまう従来のサービスに比べると「いろいろな面で」インパクトは少ないといえます。

 どちらかというと「もっと見たかった、保存したかった」というケースのほうが多いはず。おもしろい画像や動画を「もっと見ていたかった!」「保存したかった!」という事ができない希少性をくすぐる部分がこのサービスの本質なんでしょうね。

 プロポーズした時のクサい台詞が「残っていてくれたほうがいいけど、消えちゃてるからこそ美しい思い出になっている」(かも?)という感覚でしょうか。違うかな?

 

フェイスブックからの30億ドルの買収提案を断った@@

 テキストメッセンジャー系のサービスでは、フェイスブック、Twitter、WhatApp、Lineなど勝ち組メインプレーヤーが、そろそろ決まってきているので、次は画像と動画だ!と、世界の投資家がこのスナップチャットに熱い視線を送っています。

 CEOのエヴァン・スピーゲルさん(なんと23歳@@)は、あのフェイスブックCEOのザッカー・バーグからの30億ドルの買収提案を、さらにGoogleからの40億ドルの提案も断っちゃていたというのだから驚きです。すでに6,000万ドルを調達済みなので、この先もザッカーバークのオファーより、いい条件の資金調達ができると読んでいるからでしょう。実際さらに大きな投資調達を行ううわさもあるようです。※実際は5000万ドルの追加調達だったらしい。

 この潤沢な資金を使って、日本語へのローカライズも当然行ってくると思いますが、カギとなるのは、世界のトレンドリーダー日本の「女子中高生」がこのサービスに飛びつくか否かが成功のカギになるでしょうね。

 競合?となるLineあたりが、どう出てくるかも楽しみです。

 

PS:

本日2014/5/10:スナップチャットは実は消えていなかった。。。というニュースが発表されました。「届いた写真が自動的に消滅する」という機能が別のアプリを使うと写真を保存できちゃうとのこと。その他、個人情報の流出などの問題もあったようです。スナップチャット社も、その事実を認めています。日本でいろいろ出ているスナップチャットの派生アプリはどうなんでしょうね?

Yahoo!ニュース:人気スマホアプリで処分=「写真自動消滅」はうそ―米FTC

。。。うーん。コンセプトは面白いんで、キチンとした運営体制でがんばって欲しいですよね。

 

 

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