この土日、ドキドキしながら過ごしたアフィリエイター・WEB担当の方も多いのではないでしょうか?
朝、GRCで順位チェックしたら1位にいたサイトが圏外なんてことも多いようです。
今回おそらく8月23日から起きている順位の大幅な動きは外部リンクに対する変動と思われるため、ペンギンアップデート3.0と考えて間違いはなさそうです。
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そのため今回は、先々週あたりから話題になっていたペンギンアップデート3.0について今回の傾向と対策を考えていこうと思います。
※8/26追記:今回の現象は、どうやら粗悪な外部リンクを駆逐する「ペンギンアップデート3.0」ではなく、Googleが「コンテンツ系?の何らかの大規模テストを実施した」というのが結論みたいです。ただ、ペンギン3.0は必ず来ますので下記の記事もぜひ読んでおいて下さいね。
▼目次
- そもそもペンギンアップデートとは?
- ペンギンアップデート3.0大幅変動中
- ペンギンアップデート3.0は予告されていた
- 8月23日からアップデートは複合型か?
- 今後のSEOを使った集客について
ペンギンアップデートとは?
そもそもペンギンアップデートって何!?という方も中にはいらっしゃると思います。 ペンギンアップデートは、2012年から始まった外部リンクに対するGoogleの検索順位決定の仕組みの変化(ランキングアルゴリズム)を指します。
SEOにおける順位変動を起こす要因は、大きく分けて内部施策(サイトのページ数・コンテンツの充実度etc)×外部施策と別れています。一般のクライアント様ではコンテンツを作るという習慣や人員がいないため、いままでは内部施策では大きく差がつかないといわれていました。
実際私もこれが始まった当初は、大きなショックと変化を感じました。 それまでは、内部施策はほとんどのサイトで差が生まれづらく、外部リンクが最も影響を与える大切な要素と考え営業をしていました。私は外部リンクがなければ何で決めるんだという気持ちになったのをいまでも鮮明に覚えています。なんて、いま思うとブラックなSEO営業だったのでしょうかw
しかしいまは、コンテンツを作ることの重要性を強く感じているためそこまでショックは受けませんが、それでもやはり外部リンクの有効性はいまだに感じているため、今回のアップデートはかなり注目をしています。
ペンギンアップデート3.0大幅変動中
今回のペンギンアップデート3.0ですが、過去にないほど大きな変動をしています。
ここでこういった順位変動をチェックするのに便利なサイトをご紹介します。それは株式会社DEVOさんという会社が出しているNAMAZというツール。有名なツールなので知っている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?主要キーワードの平均順位変動幅を時系列に並ぶため、全体の動きをチェックするには大変役に立ちます。
さて、その変動の大きさを見てみましょう。 下の図は3か月・6か月・1年間というスパンでの表示になります。
変動幅を見ていただくと、1年間というスパンにしてもここまで大きな変動はなかったといえます。私が記憶する限り、今回のアップデートは過去最大級といえるのではないでしょうか?
前回のペンギンアップデートが昨年10月ごろ、その時の変動と比較していただくとペンギンがとうとう皇帝ペンギンになってついに登場した感じですね。
ペンギンアップデート3.0は予告されていた
こういうアップデートが起きるタイミングでよく言われるのは、Googleは鬼なのではないか?ということです。しかし今回のアップデートについては、しっかりと予告されていたものになります。また、多くのSEOマーケッターとして動いていらっしゃる方は、この変動は起きて当然と思われていたのかもしれません。
たしかに私が行っているアフィリエイトについては、8月19日には一部サイトで自動ペナルティらしき動きをしていました。そのため来るだろうなとおもいつつ、見ていました。
SEOを生業にするものは、しっかりと情報を探しにいかないとだめだなと改めて思った今回の変動。 ここを怠っているSEO業者は、間違いなく短期的なもの、または信頼はおけないと思います。
8月23日からアップデートは複合型か?
さて私がみる今回の変動ですが、若干ペンギンアップデートだけではない気がしています。 どちらかといえば、内部にかかわるような動きも感じられます。そしてロングテールワードにも順位の変動が影響がしているということは、ハミングアップデートという可能性も考えられるのではないでしょうか?※これは、あくまでSugar個人が変動を見て書いている記事の正確性は後日変更いたします。
ロングテールワードは、ライバルが少ないためある程度外部リンクに頼るまたは、ある程度な情報で上位表示ができました。しかしハミングアップデートでは、検索するキーワードのニーズをしっかりと満たすことが重要視されています。Googleのランキングアルゴリズムの大幅な切り替えともいわれており、記事によっては影響幅が全体の90%以上にもわたるといわれているため、今回の変動の大きさも納得がいくものです。
前回Googleが変動を起こした際も、ペイデイローンアルゴリズム×パンダアップデートという合わせ技でした。いままでGoogleは、一度の変動では2つのものを組合わせることは少なかったのですが、ここまで様々な施策がある現代では一つのアルゴリズムでは排除できないのかもしれません。
今後のSEOを使った集客について
それよりもそれではどうやれば順位が上がるの?集客ができるのと考える方が大半だと思います。そこで今回のアップデートに対する対策ですが、
あらためてWEB集客のマインドを切り替えていきましょうということです。
いままではSEO対策を外部に任せて終了と思っていた方も、それではいけません。
しっかりと貴社の魅力ある記事を載せて、検索ユーザーを満足させましょう!そして、外部リンクで順位をあげるのではなく、ユーザーにとって有効なものだけを厳選しましょう。
外部リンクは、今後もサイト同士の関連性や立ち位置を把握する部分で重要なものです。よくこういうアップデートが終わった後は、外部リンクは終わったなどと投げやりになるかたがいますが、それは間違いです。
実際いまも外部リンクの効果で上がっているサイトがあるのも事実。 その部分を無視して、SEO対策は考えてはいけません。
是非、今回のアップデートでお悩みの方は、私たちにお任せください。今後のSEOを使った集客の戦略と対策を改めて考えていきませんか?
PS:ペンギンアップデート3.0かと思われた今回の大変動の顛末を解説した「コンテンツマーケティングの幕開けか?Googleが実施した大規模テストとは?」もぜひご覧ください。