ミラーサイトでNG判定(ToT)/ペナルティにならなたいめのSEOとは?

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 最近よく「ミラーサイト」とか「重複コンテンツ」とかいう言葉をよく聞くようになりましたね。これはGoolgeが2013年に日本に導入した「パンダアップデート」というアルゴリズム(=順位を決める仕組み)を導入したことから注目されるようになった言葉です。

 特に言葉が決まっているわけではないので、SEO業界でも「ミラーサイト」とか「ミラーページ」「重複コンテンツ」「重複ページ」など、いろいろな言い方で語られていますが、つまり「同じ文章があると判定されるとそれはNGなんで順位を落としますよ!」ということです。

 

どうすればミラーサイトのペナルティを見つけられるの?

 サイト(ページ)がミラーサイトになってしまうと、オリジナルと判定されたひとつを残して、あとは全部、重複コンテンツとして順位を下げられてしまいます。

 これをGoogleは、人(Goolgeの中の人)が、目視でペナルティを与えていないので、あえてペナルティとは呼んでいませんが、順位が下がってしまうというSEOの観点で言えば「自動ペナルティ」といっていいのではないでしょうか。※実際、手動ペナルティとの区別をつけるため、パンダアップデートペンギンアップデートを「自動ペナルティ」と呼ぶことも多いです。

 それでは、サイトの中でどの辺がミラーサイトになっているヶ所が多いのでしょうか?具体的な例を上げて解説していきましょう。

 

1.<titlte>タグの重複

特に多いのが<title>タグ文言の重複です。例えば。。。

  • 良い例:そのページのテーマ(30文字前後)|会社名(のみ)

   例) 1万キロ走っている割りには程度のよい新古車のクラウン|○○○

 

  •  悪い例:テーマ(10文字以内)|事業内容と会社名(20~30文字)←NG!

   例)クラウン|自動車の高値買い取りや中古車の格安販売なら○○○

 

 Googleは上記「よい例」の文章を読み取り「サイト全体のテーマが中古車」という事を判断しているので個々の商品ページには「中古車という大きなくくり」を記載するは必要ありません。

 また「悪い例」だと、<title>タグ内文言の半分以上がサイト全体で同じ(=重複しているミラーページ)と判断され、順位が徐々に下がり続けてしまいます!

 あくまでも<title>タグは、個々ページのテーマを書くべきなのです。=そのほうが個々ページのオリジナル度がアップしますよね。タイトルタグの文言35文字前後のうち、そのページのテーマが8~9割(20~25文字)になるよう記載していきましょう!

 

2.外部のサイトとのミラーサイトチェック

 ご自身の商品説明文やホームページの説明文の1フレーズぐらいをコピーしてGoogleで検索してみてください。

 その検索結果上に、自社を含む多くのサイトが検索結果に出てきた場合はGoogleから「ミラーページで重複している」だと判断されており、 順位が徐々に下がり続けてしまいます!

rakuten_mirrer

 このように赤枠で囲った部分のコピーがすべて同じ状態になっているのがお分かりいただけると思います。このパターンは、ECサイトに特に多いです。

 上記は楽天内で同一の商品をあつかっているため、3つの違う店舗で重複が発生してしまっている状態です。※楽天の店舗をSEOで上位表示させようとしても、なかなか上がらないのはこの事も原因のひとつです。

 自社で運営しているサイトすべての商品説明文を、それぞれのターゲットにあった切り口の内容に変更しましょう!特にお客さんの流入を検索エンジンから担保しているケースが多い自社サイトは特に注意が必要です。

 

ミラーサイトのペナルティ対策は?それはどんな方法?

 ミラーサイトつまり重複しているコンテンツ記事があるということは、①その重複している説明文をオリジナルに変える。②重複しているコンテンツはそのままに、それを大幅に上回るコンテンツを、そのページに追加していく。

 という2つの方法が考えられます。個々のホームページやECサイトごとに、それぞれサイトを変更していく条件や環境によって、①または②を選択。または①と②両方を実施する方針を決めて、実行に移していきます。

 

 ①説明文をオリジナルに変更

 商品点数が比較的少ないサイトに有効かも知れません。つまり、変更できる個数が少ないから「実行」できるということです。数百点数までは、出来るはず。もう根性論の世界に入っちゃているのですが、どうにかしなくてはいけないので、やるしかありません。ごまかしテクニックはもう一切通用しないのです。

 

 ②説明文を上回るコンテンツを追加

 これは「購入してくれたお客さんの商品レビュー」や「その商品の口コミ」「お客さんのためになるTips集」などがありますね。

 どれも集めるのに手間はかかりますが、このコンテンツを載せる事によって「商品の成約率や転換率」がアップすることは間違いないので、本質論として「やったほうがいい」のは間違いありません。

 

今日のチェック!

  1. サイト内外問わずGoogleは、他のサイトに存在しない情報(=オリジナルコンテンツ) を上位表示させています。
  2. 御社サイトの情報(コンテンツ)は、ユーザーのためになる他のWebサイトに無い、唯一無二のものですか?
  3. このルールさえ守れば、あなたのサイトは、他の競合サイトを抜いてNo.1のサイトになれるはずです。

 

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