自社サイトのSEOを自分でやろう!とはいっても外部リンクは自分で増やせないし、SEO業社に対策を頼むとGoogleなどの検索エンジンからペナルティを受ける可能性もある。。。
とてもじゃないが自分でSEOの対策なんてムリムリ。やっぱりWebからの集客はリスティング広告に頼るしかないのかな?なんて。。。。思ってませんか?
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実は、自社でSEOの対策を実施する際、外部リンクに対して「内部施策(内部SEOなどと呼ばれることもあります)」という方法もあるのです!内部対策で一番最初に取り組むべきものは、<title>タグや<description>タグなどの<meta>タグ、そして<h1>タグとなどの重要なタグの最適化です。
ただ、今までも上記のようにいくつか<meta>タグ系の呼ばれているものの説明はしてきたので、今回は「内部リンク」を使うという、もう一歩突っ込んだ方法をご紹介しましょう。これは<meta>タグ同様、自社でできて、うまくいけばとっても効果的な方法です!
今回は、とってもよく効く内部対策SEO。「内部リンク」の生かしかたについて解説いたします。
▼目次
- よく効くSEO内部施策の「内部リンク」とは?
- コンテンツマーケティングも内部施策SEOの一種?
- たった3つだけ!効果が上がる「内部リンク」の貼り方とは?
- 【チェック!】あなたのサイトの内部リンク実施状況は?
- SEOの内部施策は、実は来訪ユーザーにとってもとても効く施策
よく効く内部施策SEO「内部リンク」とは?
さて「内部リンク」とは、自分のサイトの個々のページ同士で張られているリンクのことです。たとえば、
- 「トップページから⇒会社概要のページ」に向けてリンクを張る。
- 逆に「会社概要ページ」から⇒「トップページ」向けて「TOPに戻る」などの文字でリンクを張る。
など、これをすべて「内部リンク」と呼びます。
「内部リンク」は、「外部リンク」より軽く見られがちですが、実は内部リンクも外部リンクと同じぐらい「効く」ことが、自社での経験上分かってきています。
もちろん「効くリンク」にするには、外部リンク同様、そのリンクが、Googleに高い評価を得られるか?=きちんとレギュレーションに沿ってリンクが張らえれているか、張られていないか、で上位表示に対しての影響が大きく違ってきます。
コンテンツマーケティングも内部施策SEOの一種?
今、人気急上昇中のユーザーに役に立つ記事を書いて集客を行うマーケティング手法「コンテンツマーケティング」で、コンテンツ記事が増えてきたタイミングで実施すると、なお効果的です。
その理由は、外部リンクが(ある程度の)数のリンクを設置しないと効果が無いように、内部リンクも、下層ページが多くないと(=リンクの数が集まらないと)、見える効果を求めるのは難しいと思います。つまり、サイト内のページ数(記事数)が多ければ、多いほど内部リンクは効いてきます。
よく「ページの更新をすると、キーワードの順位やアクセスが上がる」といわれているのは、実は「記事ページ数を増やすことによって結果、サイト内部のリンク数が増えるから」という要素も上位表示に強く影響しているのです。
たった3つだけ!効果が上がる「内部リンク」の貼り方とは?
内部リンクなんて難しそう。。。そんな風に思わないでください。その貼り方はこの、たった3つだけなのです。結論、需要なページ(上位表示させたいページ)へ下記のルールに従って、リンクを張ってあげればOK!
- その1:トップページから重要な下層ページへのリンク
- その2:下層ページから上の階層へのリンク(「TOPへ戻る」と「パンくず」)
- その3:下層ページごとに横のつながりを持たせクロスでリンクを張る。
上のどのタイプの内部リンクでも、内部リンクの貼り方は「上位表示させたいキーワードまたは、そのキーワードを含んだフレーズをクリッカブルにする」という事を覚えておいてください。
例えば「サイトに向けられている外部リンクやサイト内の内部リンクが把握できるウェブマスターツールのお話」という感じで「上位表示させたいキーワードを含んだリンク」にしてあげると効果的です。
【7つのチェック!】あなたのサイトの内部リンク実施状況は?
さて、内部リンクの貼り方が分かったところで、御社のホームページは、キチンと内部リンクが張られているでしょうか?意識するのは下記の7つです。
- TOPページから重要なページ(上位表示させたいページ)に直接リンクが張られているか?
- サイト内のカテゴリーや階層構造を表す「パンくず」を設置しているか?
- 下層ページからTOPページに「TOPに戻る」などでリンクが張られているか?
- TOPページ⇔下層ページ(タテ方向)へリンク張っている事は多いが、下層ページ⇔下層ページ(ヨコ方向)間でのリンク設置はされているか?
- さらに関連のある下層ページ同士をリンクで結び付ける事ことによって関連度が高まる「カテゴリーマッチ」されたリンクが張られているか?
- Wikipediaのように、ページのコンテンツ部分の文中から、関連のあるページへリンクを設置しているか?
- 注意したいのは、それぞれのページのヘッダー、サイドメニュー、フッタを除いたセンターコンテンツ部分からのリンクのみ効果があります。
SEOの内部施策は、実は来訪ユーザーにとってもとても効く施策
上記は、内部SEOを行う上でも注すべき項目なのですが、これが出来ていると、実は来訪したユーザにも優しいサイトになるとう点です。
上位表示して、ユーザーが訪れてもサイトが使いにくかったりすれば、それだけでユーザーはすぐに帰っていってしまいます。そもそも、ユーザから信頼をされて=それが購買などの成果に結びつくものですから、
サイトの内部施策SEOは、ぜひ積極的に取り組みたいところです。ユーザーにとっても親切なサイトになり「直帰率」「滞在時間」「一人当たりのページビュー数」などが改善されるのでぜひチェックしてみてください。