ホームページは会社の「顔」であることはこれまでもしつこいほどお伝えしてきました。きちんとしたデザインで、会社概要などの最低限の情報があれば、訪れた人の信頼感は得られますが、それだけでは「商売」ができなくなってきました。と、言うのも毎日無数にホームページが作られ、インターネットという海に溺れてしまうからです。
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毎回しつこく「ホームページの定期的な更新が重要!」と言っていますが、これは溺れないための救命胴衣のようなものだとお考えください。と、口では簡単に言えますが、コンテンツを作り続けるというのは非常に苦労するもの。ホームページに何を書くべきかなんて分からないですよね。かと言って社員旅行の話を毎回投稿していても、一向に商売の土俵に立てないのも事実なのです。
今回は、ホームページに何を書くべきか、どんな記事・コンテンツを書けばシェアされるようになるのか?ということを考えていこうと思います。まずはコンテンツを書く一歩前のステップ、つまり「ユーザーが本当に求めているものを書くにはどうすればいいの?」ということをご説明いたします。
▼今回の目次です
- 人は教えたがりの生き物?
- インターネットに情報を求めるのは「即時性」があるから
- 「how to文章」や「~とは」が大事
人は教えたがりの生き物?
多くの方が、Yahoo!知恵袋や教えてgoo、発言小町、LINE Qなど質問できる・質問の受け答えが閲覧できるサービスを利用したことがあると思います。これって、答える人がいて初めて成り立つサービスですよね。
「シーフードドリアのシーフーって何ですか?」なんていう面白い質問にもちゃんと回答が得られています(笑)
実は人間と言うのは非常に教えたがり&親切な生き物で自分の持っている知識を教えたくなるという心理は誰でも持っているものです。そうでなければ、ニュース記事がシェアされることもなければ、Yahoo!知恵袋がここまで大きなメディアになることもなかったと思います。
インターネットに情報を求めるのは「即時性」があるから
自分の興味がある分野に関して、または疑問に思ったことに関して本当にとことん突き詰めたい場合、あなたはどうしていますか?
おそらく、インターネットだけには頼らないのではないでしょうか。
前述のYahoo!知恵袋だけでなく、NAVERまとめ、nanapi、antennaなどのいわゆる「キュレーションメディア」が流行っていることから分かりますが、インターネットユーザーが求めているのは 「数時間(もっと言うと瞬間的に)」で「それなりの知識」です。
決してその道の専門学者になりたいわけではなく、今すぐに、疑問がある程度解決できれば良いわけです。
「how to文章」や「~とは」が大事
弊社のブログ記事をtwitterでシェアして下さる方々がいます。自発的に弊社の記事を紹介してくださっている方もいますが、誰かへの返信でURLを貼りつけてくださる方も多いのです。
たとえば、「みんながよくやってる●●ってやつ何?」というユーザーに対して、別のユーザーが「ここ見れば分かるよー」とURLを貼って教えてくださっています。
@miii0129 みいさんhttp://t.co/NBYVnuNwMDです!説明下手なんでURLのっけますね めんどくさくてすいません(´・_・`)
りさ@a-fam (@aaa_risa08) 2014, 8月 12
この現象は「教えてあげたい!だけどtwitterの限られた140文字の中で、しかも自分の手打ちだと時間がかかる…!あ、ここ見てもらえれば一発だ~!」 という思考からなされるものだと自負しております(笑)
また、googleの予測変換でも「方法」「やり方」や「とは」という単語がしょっちゅう出てきますよね。インターネットユーザーは「●●のやり方」「●●とは」「●●の原因」など、つまり「方法」「意味」「原因」「解決策」の4つを1番検索しているのだと思います。
しかも前述のとおり、瞬時に解決できるような手ごろな文章を求めています。
なので一度「how to文章って書いたことあったかな」「~という言葉についてちゃんと解説したことあったかな」と振り返ってみるだけでも、少し変わるかもしれませんね。
▼インターネットユーザーが求めている記事の書き方について理解を深めたところで、次は記事を書く際に装備しておきたい「武器」について見ていきましょう。
続き:記事が書けない人でもアクセス増える!?ホームページが検索されるようにするためには