スマホで調べものが当たり前になった今、整理するためにもブラウザは複数使った方が便利ですよね。画面メモのように開きっぱなしにしたりニュース用、仕事用、趣味用などの用途別で分けるのもオススメです。
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お気に入りに入れるのもいいんですが、本当によく見るサイトは毎回お気に入りから辿るのも少し面倒。というのも、スマホブラウザだと画面の大きさの関係で、お気に入りの数が増えてくるととても管理しづらいからです。
つまりたくさん開いて放置できるブラウザが、サブブラウザとして向いているのです。さらに開きっぱなしのタブを見やすく管理しやすいものが、優れていると言えるでしょう。メインブラウザだと速度や機能性などが重視されますが、今回は複数タブの管理のしやすさに重点を置いてブラウザを評価してみました。
▼今回の目次です
1.初心者でも扱いやすい!定番のブラウザ
2.豊富な多機能性と快適な操作性を両立した優良ブラウザ!
3.タブ表示にすべてを捧げた古参ブラウザ
1.初心者でも扱いやすい!定番のブラウザ
Google Chrome
ストアのレビューは低めですが、インターフェースの改悪に従って付けられたレビューのようですね。
Chrome自体の性能は、直感で使えるインターフェースやストレスのないブラウジングなど、メインで使ってても問題がないアプリに仕上がっています。また、他デバイスのChromeに入っているブックマークや他のブラウザのブックマークとの共有が強力なのも強み。
で、肝心のタブ管理ですが、縦方向にスワイプすることでサムネイルがペラペラめくるように見れて見やすい! Safariと同じような感覚で扱えるため、とても軽快です!
初心者でもわかりやすい造りなのがイイですね。
2.豊富な多機能性と快適な操作性を両立した優良ブラウザ!
Mercury
コチラも有名な安定した人気ブラウザです。わかりやすいインターフェースや快適なブラウジングは当然として、特筆すべき点は豊富な機能性、カスタマイズ性でしょう。
特にデフォルトのブラウザSafariでは満足しなくなったユーザーが乗り換えるのに向いていると言えます。いろいろと設定を調整すれば、大抵のことは自分好みになってくれるでしょう。
ただ、この多機能性が決してスマホ向きとは言えないのが残念なところ。多機能故の複雑さは、スマホの優位性を崩してしまうのです。
スマホというデバイスの特性上、1つのアプリにいろいろと詰め込んで使うよりは、用途ごとに複数の似たようなアプリを使い分ける方が快適です。例えばリマインダーなどでも、仕事用と趣味用でアプリを分けてしまった方が管理しやすいんですよね。通知機能をうまく使えば見落としたり、まめにチェックする必要もありません。
ブラウザもその1つと言えるでしょう。そういう意味では少し損をしているアプリかもしれませんね。
ちなみにデフォルトでのタブ表示は、PC版のように横に伸びていくタイプになっています。スマホとはとても相性が悪いスタイルなので、以下の方法で変更しましょう。
1.画面下部の右から3つめのアイコンをタップ
2.「設定」をタップ
3.「タブスタイル」の項目が「クラシック」になっているため、「サムネイル」に、変更。
するとこうなります。
スマホで使うなら必須の設定です!
3.タブ表示にすべてを捧げた古参ブラウザ
Sleipnir
PCではアップデートを重ねるたびに改悪していく、ある意味有名なブラウザです。スマホ版も悪くはないんですが、やや動作が重かったりするのが気になりますね。
しかし今回のテーマでSleipnirを挙げないわけにはいかないでしょう。というのも本アプリはジェスチャー操作とタブ表示に異常にこだわったアプリだからです。
大抵のことはジェスチャーで軽快にできるのですが、いかんせん種類が多く覚えきれないという……。また「使うために覚える」という考え方は、もう古いとも言えます。
特にスマホだと直感で使えるか否かで、そのアプリがデバイス上に残るかどうかの命運を分けることもありますよね。いまいち利用者が増えないのはそういった点が大きいのでしょう。
しかしタブ管理のしやすさは抜群です。さらにたくさんのタブを開いて使うことを前提として設計されているので、大量の放置タブのためにこれを使い続けるぐらいです。
こんな風にたくさんのタブを管理できます。
例によってレビューは低めです。しかも今回は比較的マトを射ているレビューが目立ちます。しかしタブ好きはぜひ、一度は試してみるようにしましょう!
4.まとめ
有名なアプリが並びましたが、何故有名なのかを考えれば致し方ないのかもしれません。ネガティブなユーザーによって一部のアプリのレビューが落ち込んではいます。しかし実際に使うのはアナタです。ダウンロードして料金が掛かるなどの類もありませんので、まずは試してみるのが一番だと言えるでしょう。