「ホームページで集客したい!」と考えたときに、まず思いつくのが、Yahoo!やGoogleなどの検索エンジン上で自社Webサイトを上位表示ること。
今ではよく耳にするようになった集客方法のSEOと言われるこの集客方法。その施策を依頼するSEO業者を選定する場合に気をつけなければいけないことをまとめてみました。
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SEO施策の料金体系の種類は大きく分けて2種類
SEOには、大きく分けて下記の「成果報酬型」と「固定料金型」の2種類があります。それぞれの料金体系でのメリット、デメリットがあるので、自社Webサイトがどちらに向いているのかをよく検討して選んでみましょう。
成果報酬型とは?そのメリット・デメリット
あらかじめ取り決めたキーワードが一定の順位内にランクインした場合のみ料金が掛かるタイプです。一番のメリットは、上がった場合のみコストが発生するのは、お客様としては、非常にメリットがある課金体系です。
デメリットは、順位が上がっていない時のサポートが手薄になってしまう業者もいることです。Googleのアルゴリズムが進化した現在、サイトの中身が充実してないと外部リンクを設置しても上位表示しないので、まずサイトの内部対策をしっかり行う必要があります。
成果報酬型を選ぶ場合は、この「内部対策」をしっかり行ってくれるか?また上位表示していない期間のフォローアップ内容をしっかり聞くことが大切です。
例えば、最新のSEOでは順位が上昇しない原因は、パンダアップデートなど大抵「サイト全体」が絡んでいること多く、施策する1ページのみの<title>タグの文言などを直すだけでは十分な効果が得られません。
当社の成果型SEOのメニューでは、この内部対策を、施策ページだけでなくサイト全体をしっかりと網羅した内部修正指示書を提出するようにしています。
固定料金型とは?そのメリット・デメリット
一定額の施策料金を毎月固定で支払うタイプです。ホームページが上位表示していない期間も料金が発生するため、成果報酬型に比べメリットが少ない気がしますが、意外とメリットも多いのがこの固定料金型です。
一番のメリットは、サポートが成果報酬型に比べ充実しているSEO会社が多いこと。上位表示するためには、しっかりしとした「内部対策」が必要なので、<title>タグ、<description>などのメタタグはもちろん、施策ページ以外のチューニング、コンテンツへのアドバイスをしっかり行ってくれる傾向が強いと思います。
- 施策ページだけでなく、サイト全体を網羅した内部指示書を提出があるか?
- なぜ順位が上がらないかの根本的な原因調査を行うか?
- 順位だけでなくアクセス増/問い合わせ増の観点でのアドバイスがあるか?
- 施策方針だけでなく<title>の文言など具体的な成果物の提出があるか?
- 制作会社と直接連絡をとり、修正の指示を行うことが可能か?
- 順位が上がる前でも、いつでも質問/疑問に答えてもらえるか?
金額にもよるので、このすべてをフォロー・・・とは、一概に言えませんが、このような項目に応えられないSEO会社は、固定型のSEOを勧められても断るようにしたほうが無難です。また一定金額がかかる代わりに成果報酬型の上限金額より安い場合もあるので「固定型SEO」と「成果報酬型SEO」の2つのメニューがある場合は、その金額差もあらかじめ聞いておくようにしましょう。
SEOの料金目安
一昔前に比べ施策料金は全体的にリーズナブルになってきていますが、激安のSEO業者を選択してしまうのは実は考え物です。
SEO施策の質
料金は下落傾向ですが、施策にかかるコスト。実はコレかなり上昇しているのです。Googleは、粗悪な外部リンクに対しペナルティを課すため、SEO業者は、より自然なリンクを設置する必要がでてきています。
1~2年前までは、自動生成システムで大量のリンクを少ないコストで構築している業者がほとんどでしたが、そんなリンクはGoogleから100%と言っていいほどペナルティを課されてしまっています。
このように、あまりにも安い料金を提示してくる施策会社は、ペナルティと背中合わせの危険性が高いので、その辺をじっくりヒアリングし納得のいくまで説明を聞くことが必要です。
料金の相場(ビッグワードか複合語か?)
みなさん、ここが一番気になる点ではないでしょうか?ただこれは、提示された金額が高い、安いというのではなく、どんなキーワードを選ぶか?による要素が一番大きいのです。
例えば、横浜市にある注文住宅の販売メーカーの場合「横浜市 注文住宅」というキーワードが適切ですが、より多くのアクセスを期待しエリアが付いていない「注文住宅」というビッグワードを選んでしまうと、おのずと料金は月10万以上かかる場合がほとんどです。
エリア付きなど検索数は少なめですが、「横浜市 ○○」のような適切「複合語」を選べば、かなりコストを抑える(相場的には5~6万円前後)事が可能です。またビッグワードは、上位表示できる割合も複合語に比べ低くなります。
上位表示しておらずアクセスがゼロの「ビッグワード」より、上位表示している「複合語」のほうが確実にアクセスがありますし、成約率も「複合語」のほうが高い傾向にあります。
また「複合語」のほうが、上位表示されるまでの期間も「ビッグワード」に比べかなり短くすることが可能で、上位表示するまでの機会損失を抑える事が可能です。
結局どんなSEO会社を選べばいいの?
今一番ベストなSEO会社を選ぶとするならば、いままでお話した内容に加え、下記のようなSEO以外の「コンテンツマーケティング」や「ソーシャル(SNS)からの集客」も含めたWeb集客全体を捉えたアドバイスができるか?をチェックするようにしてください。
- サイト内部のコンテンツの提案など含めどれだけ深堀して施策してくれるか?
- 上位表示する間も、他のアクセス増の方法などの提案をしてくれるか?
- 上位表示してからも、SNSなど検索以外のアクセス増の提案をしてくれるか?
- ペナルティにならない外部リンクをSEO会社自社で保持しているか?
上記1~4は、優先順位も表しています。外部リンクが一番重要と思われますが、サイトの内部の充実が伴っていないと、優れた外部リンクを保持していても、まったく上位表示しないので、上記のような優先順位になるのです。
このように、SEO会社を選ぶ基準が少し前のSEOとはまったく違った、選定基準になっているので、この辺を目安にしっかりとしたホームページ集客や、アクセスアップが出来る会社を選ぶようにしてみてください。
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