ホームページに何を書けばいいの?シェアされるコンテンツの書き方・作り方では、そもそもどんな記事の書き方がインターネット上では求められているのか?ということをお伝えしました。今回はその続きで、実践編です。インターネットユーザーが求めているコンテンツ(=探しているもの)を
理解した上で、【自社サイトをユーザーに見つけてもらうために】というテーマでお話させていただきます。
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- 書き方は分かったけど、記事が書けない…。
- ホームページにユーザーが来てもらうにはどうしたらいいの?
- ホームページが検索されるためには(アクセスを増やすためには)どうしたらいいの?
というお悩みを解消する手順をご紹介します。
▼今回の目次です
- ホームページのアクセスを増やすために考えること
- 検索されるようにする「入口キーワード」の見つけ方
- より正確に狙いを定める装備を身に着けよう
- まとめ:ユーザーに狙いを定めれば必ず検索エンジンも応える
1. ホームページのアクセスを増やすために考えること
いざ!お客さんがバンバンくるようなコンテンツ記事を書くぞ!となった際に、まず意識したいのは「どうしたら検索される?」ということと「お客さんが入ってくる検索キーワードって?」という2つです。
ホームページのアクセスの大半は「検索エンジン」です。もちろん皆さんの業種業態によっても異なりますし、メールマガジンだけでアクセスは十分あるよ!という方もいらっしゃると思います。とは言え、検索エンジンからもお客さんが来てくれればアクセスはもっともっと増えますよね。
検索されない、という悩みを抱えている人は、全く検索エンジンを意識した書き方をしてない人がほとんどです。厳密に言うと、検索してくれる人はいるのに、自分でその人から見つけられないように隠しています。
検索キーワード=本当に来てほしいユーザーの入口を知らず知らずに塞ぎ、逆に、ターゲットではないユーザーが押しかけてしまい、成約につながらないという事態が起こっています。
例)来て欲しい人:温州みかんを買いたい人
コンテンツのタイトル:りんごもぶどうもおいしいけれど!
↑このようになっていると、みかん関連のキーワードでは検索エンジンに表示される可能性はほぼないですし、もし表示されていても、クリック数はほぼないのではないでしょうか。
書く前に、ユーザーの「入口キーワード」を決めてからタイトル・コンテンツの中身を決めましょう。
※ここでいうタイトルは<title>タグ文言の事を指します。
2.検索されるようにする「入口キーワード」の見つけ方
というわけで、検索エンジンの代表格Googleの検索窓にまずは今回書きたいコンテンツの大きな「テーマ(=キーワード)+スペース」を入力してみましょう。
そうすると、検索窓の下に「予測変換候補」がこのように表示されます。
「温州みかん」の検索結果最下部にあるこちらも参考にしてください。
表示された後半の単語のあとにさらにスペースを増やしていってもOKです。
どんどん入口キーワードが増えましたよね。その中で書きたいイメージが浮かんだら似たようなキーワードだけに絞り込みます。
例)温州みかん ジュース
温州みかん 100 ジュース
温州みかん ジュース ストレート
温州みかん ジュース つぶつぶ
この検索キーワードを検索する人は、確実に温州みかんのジュースについて気になっていますよね。
3. より正確に狙いを定める装備を身に着けよう
ここまではみなさん「当たり前だろ!」と思っている方も多いと思いますが、もう少しだけお付き合いください。先ほどの段階でいくつか絞り込んだキーワードの中からさらに、どのキーワードが重要かをチェックします。
Google adwordsにアクセスし、ご自身のGoogleアカウントでログインします。 ※Googleアカウントをお持ちでない方は新規登録が必要です。
左上のメニュー「運用ツール」から「キーワードプランナー」をクリックします。
「キーワードの検索ボリュームを取得…」をクリックします。
そこに絞り込んだキーワードを全て入力し、「検索ボリュームを取得」をクリックします。
そうすると真ん中に棒グラフと、その下に「広告グループ候補」として表示されていますよね。「キーワード候補」の方をクリックして、表示を切り替えます。
ここで吐き出された結果のうち、「月間平均検索ボリューム」をチェックしてみてください。この中でどのキーワードが1番検索ユーザーに検索されているキーワードか?ということが分かります。今回の場合、「温州みかん ジュース」+αなので、「温州みかん ジュース」が1番検索ボリュームが多いのですが、例えば「ホームページ 集客」と「サイト 集客」といった似たような言葉ではどちらが検索されているのか?をチェックすることもできます。
絞り込んだ検索キーワードの月間平均検索ボリューム全てが「-」であれば、検索からのアクセスがあまり見込めない可能性があります。逆に何万ものボリュームがあるキーワードはそれだけ競合も多いので、かなりしっかりとしたコンテンツでない限りは検索ユーザーからも検索エンジンからも選ばれないなんてことも。
このツールをうまく活用して、ユーザーの入口キーワードに命中させてください。
4. まとめ:ユーザーに狙いを定めれば必ず検索エンジンも応える
さて、ここまでちょっと面倒なお話をしてきましたが、いかがでしたか?
入口キーワードをきちんと用意してあげること=ターゲットが絞れていること
だと思います。ダブルベッド用のピンク色の可愛い敷き布団を探している人であれば、「ダブルベット 敷き布団 ピンク 可愛い」という入口キーワードが適切ですが、「ダブルベッド」や「寝具」だけでは全く適切ではありません。提案能力の低い営業マンと一緒です。
探している人に適切な提案をしてあげることが優れたコンテンツであり、また、そうしたページを検索エンジンは必ず上位に表示させます。例えば、「デング熱」だけではwikipediaが現在1番上に表示されますが、「デング熱 症状 子供」であればより子供の症状にフォーカスを置いたページがwikipediaよりも上に表示されます。
また、このキーワードを先に定めておけば、書く内容もおのずと決まってくるはずです。面倒くさいようで、実は非常に重要&自分を楽にすることができます。是非試してみてください。
い~ね(o´∀`)b
検索のしくみまで説明されており、
とてもわかりやすかったです。
試してみようと思います。
ありがとうございました!