SEO対策に有効な<h1>タグとページ内の本文量(文字数ボリューム)は?

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前回はSEO対策で最も重要な<title>タグの設定方法についてお話させていただきました。

その続編で、意外と忘れられやすい<h1>タグとページ内の本文量(文字数のボリューム)についてご紹介いたします。

 

<h1>タグはあなどれない!

 <title>タグは、SEOに重要な事はみなさんよくご存知なので、設定する文言もある程度ご存知の方も多いのですが、<h1>タグはその影に隠れてしまうせいか「そもそも、どんな設定方法が効果的なの?」という事になってしまっているようです。

 <h1>タグは、<title>タグに含まれるSEOで取り込みたいキーワードの他に、その言葉の意味に近い「関連語」や、同じ意味の言い換えをした場合に使う「共起語」などを記述する事により、目的としたターゲットユーザだけでなく、その周辺の(同じ目的をもった)ユーザーを取り込める可能性を広げる事ができます。

 

<h1>タグの設定ルールや設定方法も、基本的には<title>タグと同じです。

  1. 文字数は30文字前後。
  2. 単語ではなく、文章で記載。
  3. 上位表示させたいワードを、文章の行頭(なるべく左側)持ってくる。
  4. 他のページのタイトル文言と重複させずに、すべてそのページのテーマに沿った内容で。
  5. 行末に会社名やブランド名を必ずしも入れなくてOK。
  6. 画像+altタグではなく、テキストでの記載が望ましい。

 

これに加えて、同一ページの<title>タグの文言とは、倒置法などを使って、少し文章を変える。

これがコツです。

 

<h1>タグで、やってはいけない事。

 上記でも述べたように、あまり重要視されないせいか、よく見かけるのが下記のような<h1>タグの設定方法がよく見受けられます。

 

  1. 会社ロゴマークの画像altタグに<h1>タグに設定、会社名やブランド名を記載。
  2. そもそも<h1>の設定が無い。。。。
  3. <h1>の記述があっても、記述内容が全ページ同じ。
  4. 記事のアップ日などの「日付け」など汎用的でサイトやページのテーマに沿っていない文言にマークアップしてしまっている。

 

 このような場合、取り込めるはずの「関連後」や「共起語」などのキーワードでの流入が少なくなるので、確実に機会損失が発生している事が推測されます。

 

ページ内、サイト内の本文(文字数)はどのくらいありますか?

 ホームページのメニュー部分、ヘッダー・フッター部分を除く センター部分(=これをコンテンツ部と呼ぶ場合が多い)に、狙いたい(SEO対策中の)キーワードに関連する文章(単語を含む文章)を記載することも非常に重要な事です。

 ページのほとんどが画像のみのページ、文字数の少ないページではGoogleもこのサイトが何について価値のあるサイトか判断できず、狙っているキーワードの上位表示をみすみす逃す事になるどころか、その1ページで取り込める検索キーワードの種類も減ってしまいます。

 サイトの強さや、記載するテーマにもより一概には言えませんが、ページを追加、更新する際には、センターコンテツン部に最低500文字以上の文字数で、そのテーマに沿った内容を記載すべきです。さらに、そのページのパフォーマンスを最大限にしたい(=より多くの検索ワードでヒットさせたい)のならば1,500文字程度は記載をしたほうがよいと感じています。

※もちろん文章量が多いだけの、中身が無い薄いペラペラな内容はNGです。

 

まとめ

 今回は、かなりテクニカル的な事を書きましたが、本来はGoogleに対してのテクニック的な意味でのSEOを行う事は本質的なことではありません。

 「<title>、<h1>タグ(=見出し)の内容はユーザーに分かりやすく」そして「ページ本文の文字数は、内容の濃さが反映されるべきもの」です。最終的に来訪ユーザー(サイト訪問者、顧客)に対して役にたっているか?親切なサイトか?を判断する重要な要素となりますので、今一度、貴社サイトを確認してみてください。

 

 

 

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