セブンイレブンVSローソンクルーあきこちゃん!企業Twitterの活用事例から考えるソーシャルメディア戦略

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 消費者にとって一番身近な存在である、「小売・販売業」にとってTwitterなどのソーシャルメディア活用術は今や死活問題であります。もちろんテレビCMも非常に重要な広告媒体ではありますが、誰もがスマートフォンをいじる世の中なので、「ソーシャルメディア活用」は避けて通れない道です。

 さて、最近になり、セブンイレブンジャパンの公式Twitterが、フォロワー数40万人を突破しました。セブンイレブンと言えば、日本一の売上を誇るコンビニエンスストアですが、これまでコンビニ界twitter王者と言えば「ローソンクルー♪あきこちゃん」でした。あきこちゃんも現在フォロワー数が37万人もいますから、非常に競っている状態なのです。

 今回はこのセブンイレブン・ローソン両社の「Twitter活用事例」から、企業のソーシャルメディアアカウントはどうあるべきなのか?を考えていきます。

 

ローソンクルー♪あきこちゃんとは?

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 ローソンクルー♪あきこちゃんとは、ローソン公式ソーシャルメディアアカウント。多方面で大活躍する、ローソンの代名詞的存在。このあきこちゃん、実はかなりのやり手で、ソーシャルメディアの申し子として以前より注目されている存在です。

 現在あきこちゃんが活躍しているソーシャルメディアはなんと25種類!セブンイレブンにtwitterのフォロワー数が追い抜かれたと言っても、あきこちゃんにはまだカードが24枚もあるのである。恐るべき、あきこちゃん。

 あきこちゃんが駆使するソーシャルメディアは、facebook・twitterなどの定番を始め、LINE、KAKAOTALKなどのメッセージアプリ。また、動画にも強く、YouTube、ニコニコ動画、Vine、Ustreamと本当に幅広い。ここまではなんとか追いつけそうでも、GREEやmobage、pixiv、NAVERまとめにもフィールドをお持ちなので、ソーシャル最強女王の称号(勝手に決めました)は揺らがないでしょう。

▼あきこちゃんが現在使用しているソーシャルメディア一覧はこちらをご覧ください。

ローソンクルー♪ あきこちゃん|エンタメ・キャンペーン|ローソン

 

「エゴサーチ」⇒「リツイート」で消費者との距離をぐっと縮めるセブンイレブン

 エゴサーチとは、インターネット上で自分自身について検索・調べることです。芸能人が自分の芸名をTwitterや2ちゃんねるで検索し、評判を見ている…なんて話がありますよね。今は一個人がブログ・Twitterなどを通して批評する時代なので、企業においてはその「生の声」をしっかりエゴサーチして把握しておく必要があります。

 さて、セブンイレブンはこの「エゴサーチ」をTwitterのコンテンツとしています。エゴサーチで拾ってきた消費者の「生の声」をどんどんリツイートしています。

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 Twitterで「セブンイレブン」や「セブン スイーツ」「セブン ○○(商品名)」という風にエゴサーチをかけ、写真付きでツイートしている人を商品がかぶらないようにリツイートしています。

 これは「口コミ戦略」なのです。レストランやカフェは食べログに写真付きで口コミがされますが、コンビニエンスストアはなかなか難しい…。テレビCMで気にかけていても、スイーツコーナーには寄らずにおにぎりだけ買う人も多いはず。

 「画像付き」の「一般人」のツイートをフォロワーに拡散させることで、「あ、これおいしいんだなぁ」「やっぱりセブンイレブンの食品はおいしいんだ」というイメージまでも拡散することができるのです。

意図的に同じ商品だけリツイートすれば、「ヒット商品」を創り上げることも可能

 基本的に色んな商品を重複しないようにリツイートしているように見られるのですが、ある1つの商品だけに集中して数が多いのです。

 それが、1月に関東で発売されたばかりの「クラムチャウダー」。おそらくほかの商品の3倍以上はリツイートされていると思います。

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 Twitterの中身も「聞いてたとおり!」「噂通り美味しかった!」など(意図的に選んでいるかは不明)。なんだか、CMなどで一方的に企業側から商品アピールをされるよりも、効果的ですよね。(実際私も、クラムチャウダー食べました。)

 このように、紹介する商品の割合を作為的に変えることで、セブンコーヒーに次ぐ「ヒット商品」を産み出すことができるのではないでしょうか。

ローソンは「ハッシュタグ」で各ジャンルのファンを獲得?!

 以前、「Twitter RTされない」「Twitter フォロワー 少ない」企業SNS担当の悩みを解消するネタの書き方でローソンは「キャンペーン」が得意なことは前回もお伝えしましたが、キャンペーンをする際の重要なポイントがあります。それが「ハッシュタグを必ず付ける」ということ。

 例えばこれが通常のつぶやき。

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これがキャンペーン時のつぶやき。

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 プリキュアのハッシュタグがなぜ英語表記かと言うと、Twitter上では圧倒的に「#プリキュア」よりも「#precure」の方が盛り上がっているのです。「#nitiasa」というハッシュタグも、毎週日曜の朝にはトレンド入りするほどの定番ハッシュタグ。※ちなみに、プリキュアもキョウリュウジャーも日曜日の朝に放映されていることから、「#nitiasa」というハッシュタグが存在しています。

 あきこ、めっちゃマニアやん!!!!!!!!!

 と、思わず声を荒げて言いたくなるほど、あきこちゃんのソーシャルメディア駆使度合い、半端ないのです。ハッシュタグの人気度まで調査しているのです。たぶん。

 このように、アニメや映画などのタイアップキャンペーンをやるときはもちろん、ターゲットとなる人にしっかりリーチするために「ハッシュタグ」は必ず付けましょう。また、むやみやたらとハッシュタグを付けるのではなく、ターゲットとなる人々が日頃どのようなハッシュタグを常用しているのかまで、しっかり把握しておくと、確実にリーチできます。

今回のまとめ:Twitterアカウントでできることはまだあるはず

 今回ご紹介した、セブンイレブン・ローソン2社のTwitter上のソーシャルメディア戦略は簡単にまとめるとこのようになります。

  • 消費者のツイートをエゴサーチで拾うことで距離を縮める
  • エゴサーチの結果を少し作為的に偏らせることで、ヒット商品を生み出せる
  • ハッシュタグでターゲット層にリーチ
  • ターゲット層が常用するハッシュタグに合わせることで命中率を上げる

 一見、当たり前のように見えることですが、できていない場合が多いのではないでしょうか?エゴサーチをして、消費者の意見を吸い上げて、終わり。とか、適当なハッシュタグを付けてつぶやいて、終わり。とか。セブンイレブン・ローソン2社に倣って、一歩先に進んだソーシャルメディア戦略を始めてみましょう。

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